防災のために貯えたい食料品を徹底解説!簡易トイレも忘れずに

防災用ダンボール

天災は避けられないもの。

多くの人が防災のために準備していないからこそ、実際に災害が起こるとパニックになり、食料品をめぐって争ったり、避難所のトイレに人が殺到し、トイレが壊れたりするのです。

被災後は、集団生活を強いられたり、劣悪な環境で過ごさなければいけないことを考えると、『食べ物』『水『トイレ』といった生活に不可欠なものは準備しておきたいところ。

そこで今回は、避難生活をしのぐために用意しておきたいものをまとめてみました。

【目次】
避難生活は何日続く?その間に必要なものとは
災害時に欲しい物・食料編
災害時に欲しい物・水編
災害時に欲しい物・簡易トイレ編
食料品以外にも用意したいもの
さいごに

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〇避難生活は何日続く?その間に必要なものとは

災害時には3日分の食料は必需品と言われています。本格的な救援稼働が開始されるまで3日はかかるからです。

『保存のきく水、火を通さずに食べられる食品、簡易トイレ』。この3つは必ず用意しましょう。

「トイレはいらないんじゃないの?」と思われる方もいると思います。しかし、生死をわけるのは意外にもトイレなのです。

皆さんはエコノミー症候群という病気をご存知でしょうか?

窮屈な姿勢でい続けることによって、体の血のめぐりや悪くなり、血管の中に血のかたまりができてしまう病気です。

飛行機のエコノミークラスに乗る人によく見られるため、そう名付けられました。

トイレを長時間我慢したり、トイレに行かないようにと水を摂取しないようにすることでも血のかたまりができます。

この血のかたまりがはがれ、肺の血管につまると、胸が痛くなってしまうのです(肺塞栓症)。

最悪の場合、命を落としてしまうことも……。

私たちは食料や水を飲んだら、必ずトイレに行きます。トイレを我慢しては絶対にダメです。

だからこそ、防災のために用意すべきものには『簡易トイレ』が必需品なのです。

【災害時に欲しい物・食料編】

災害時の食料品は最低でも3日分。

できれば一週間分あると望ましいと言われています。

備蓄をするときには、主食である炭水化物とタンパク質を組み合わせましょう。

備蓄の柱である米(2キロの米と水、熱源)があれば、3人家族で3日分の食料となります(1食0.5合75gの場合)。

また、たんぱく質をとるために缶詰の備蓄をしておくとよいでしょう。

プルトップ式の缶詰を選ぶと、子供でも缶切りなしで開けられるのでおすすめです。

 

・おすすめの保存食

 

★保存期間5年間のおいしいお菓子『ビスコ』

https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4901005531390/

ビスコ 保存缶

420円+送料660円

レビュー平均評価★5.0

『緊急時でも食を楽しめたらいいなと思って購入しました。長期保存できるのはありがたいですし、缶も食べ終わったら何かに使えそうです。お馴染みの赤いパッケージに安心できそうです』

『今日届きました。防災用に購入しました。ありがとうございました』

 

賞味期限が5年間もあるということで、官公庁が備蓄品として採用しています。災害時にも火や水を使わずに食べることができますし、一口サイズのクリームビスケットなので、水がなくても飲み込みやすいです。また、保存食でなくとも親しまれている味なので、災害時に家族で食べることでストレスを軽減してくれるでしょう。

 

★ドライカレーや五目御飯など、災害時にもおいしく白米を食べられる

https://item.rakuten.co.jp/yamatetsu/onishi25set/

 

アルファ米 尾西 25食(5種類×5袋)セット (白米、わかめご飯、五目ご飯、ドライカレー、えびピラフ)【保存食/非常食/防災食/備蓄食】【送料無料】賞味期限2025年3-5月

価格        7,200円 (税込)

レビュー平均評価★5.0

『全12種類の中でも特に食べやすそうな味の詰め合わせだったので、こちらで購入しました☆期限もしっかり5年持つ商品が届きました。ありがとうございます』

 

『前に購入して持っていたものが、期限が切れそうだったので注文しました。本当に必要になっていたので助かりました。量が結構あるので、とても良いと思います』

 

常温保存で5年間保存することができるお米を使った保存食セットです。

100%国産米で作られており、お湯で約15分、水で約60分でふんわりとしたご飯を食べることができます。スプーンがついているほか食器もいらないので、災害時に慌てて避難所に来た場合にも活躍します。

白米、わかめごはん、五目御飯、ドライカレー、エビピラフの5食セットです。

 

★パン派の人に嬉しいパンの缶詰

https://item.rakuten.co.jp/yamatetsu/bologne6/

 

価格        2,980円 (税込)

レビュー平均評価★4.29

『非常食の備蓄が乏しかったので こちらのパンとマジックライス購入しました。

早速 パンを試食してみました。非常食なので味は期待していませんでしたが パサパサしていないし味がしっかりして美味しかったです。非常時には空き缶も何かに利用できそうですし 良い商品だと思います』

 

『非常食を揃えてまして、知り合いがこちらを購入しました。

試食させてもらい、普通においしく、非常食とは思えない味でした!そのため、自分でも購入いました。

定期的に期限を見直していこうと思います』

 

皆さん、「非常食なのにおいしい!」と絶賛されているパンです。プルトップ式で缶切りが不要なので、災害用の備蓄のほか、レジャー用にも最適なのだとか。

プレーン2缶、チョコ2缶、メープル2缶の合計6缶入りで、1缶に2個のパンが入っています。1缶で350キロカロリー前後なので、一食分としてちょうどよい量だと思います。

賞味期限は3年3カ月となっています。

 

★災害時にもあたたかなスープが飲みたい。そんなときに

https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e467605h/

 

カゴメ 野菜たっぷりスープ(4種*4袋入)【fuyugourmet-1】【カゴメ】[防災グッズ 非常食]

価格        5,400円 (税込)

レビュー平均評価★24件

『備蓄用に買っています.味はどれも美味しく,健康にもよい.

4種類で賞味期間に少し差があります(4~5年間)

こちらで購入したものは一番短いものでも3年10ヶ月後の賞味期限であり,十分新しいものでした.

長く保管しておけるので助かります』

 

『大阪北部地震を体験しました。非常食では、野菜が不足しがちのため、野菜ジュースが苦手な我が家には、「カゴメの野菜スープ」が食事にもなりピッタリです。使わずに済むことを祈ると共に賞味期限近くの試食が楽しみです』

 

災害時にはどうしても野菜が不足してしまうもの。カゴメの野菜たっぷりスープなら、簡単に野菜を摂ることができるのでおすすめです。内容は野菜たっぷりスープ4種(トマト・かぼちゃ・豆・きのこ)×各4袋セットとなっています。賞味期間は4年。お湯であたためておいしく食べることができます。

【災害時に欲しい物・水編】

人間は食料を一週間食べなくても水さえ飲んでいれば生き抜くことができます。逆に水をまったく口にできなければ4~5日程度で死んでしまいます。体の水分が6%失われただけで、頭痛、眠気、脱力感に襲われ、情緒も不安定になってしまうのです。

そのため、防災のために必ず水を用意しましょう。

 

★7年保存できる水

https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/27085/

 

イザメシ7年保存水

価格 1,887円(送料660円)

レビュー平均評価★5.0

『備蓄している水はローリングストックなので基本は普通のミネラルウォーターなんですが、車内に非常食と一緒に置いておくにはペットボトルがしっかりしたものの方が良いかな?とこちらをお試し購入してみました。

それほど普通の物と変わらないような見た目ですが7年も持つのは凄いですね。

持ち出し袋の中なども、それほど頻繁に賞味期限を見ながら入れ替え、、、はナカナカしないので長期保存水だと気楽に入れておけて良いです』

 

『近くに売ってなかったので助かりました。ちょっと高くても7年持てばじゅうぶんです』

【災害時に欲しい物・簡易トイレ編】

防災のために簡易トイレを用意する場合、以下の項目をクリアしているものが望ましいでしょう。

 

・持ち運びが簡単かどうか

・丈夫かどうか(使っている間に壊れないか)

・災害状況が終息したときに簡単に処分できるか

 

丈夫というのはもちろんのこと、やはり『トイレ』は汚物を入れるものなので、災害が収束したら捨てるのが衛生的です。次の災害用にまた洗って長期保存しておく……というのはちょっと気になります。

プラスチック製の簡易トイレも売られていますが、農作業用や介護用などで毎日使うわけではないのであれば、どこに収納しておくか頭を悩ませてしまいます。

そんなときには、『災害時にのみ使えるダンボール製の簡易トイレ』が便利です。

ダンボール製品というと、「すぐに壊れちゃいそう」「ちゃっちそう」と思われるかもしれませんが、大人が1週間使ってもまったく問題ありません。災害時の対策として、ひとつ携帯式の簡易トイレを購入しておくと安心だと思います。

 

災害用トイレとしておすすめなのは、『たすけくん』という簡易トイレです。

こちらは浜松市、磐田市の各自治会や県立高校の災害備品として購入されている簡易トイレで、ダンボール製の組み立て式です。

組み立てる前は、高さ310㎜、幅280㎜、奥行き400㎜の長方形の箱になっており、持ち運びやすいように取っ手がついています。重さも女性が片手で持てる重さとなっています。大きすぎないので車に常に積んでおくのも良いと思います。

組み立てれば、200㎏もの重さに耐えるので、お父さんでも安心して使えますし、丈夫なので家族で何度も使うことができます。

価格は6回分の消耗品(処理用袋、消臭凝固剤)がついて2,160円。

避難所などの人の目があるところでトイレをする場合に備えて、目隠し用のコートも売られています。すっぽりかぶれば、外からは簡易トイレが見えなくなるので、安心して用を足すことができそうです。こちらの目隠し用コートは2,000円となっています。

 

「6回セットだけじゃ不安……」という方の声を反映し、『たすけくん』には消耗品だけのキットも売られています(処理用ポリ袋×10袋、消臭凝固剤×10袋、ポケットティッシュ10個で1,000円)。

トイレの凝固剤は、価格もバラバラで成分もバラバラです。

ただ便を固めるだけのものもありますし、防臭効果や防菌効果のあるものもあります。

数時間のおでかけの際に使う時ならばどんな凝固剤を使用してもかまわないと思いますが、災害時には、ちょっとした病気も命とりなので、最低でも防菌効果のあるものを選びましょう。

これにより、腸菌や黄色ブドウ球菌に感染するリスクをぐっと減らすことができます。下痢や腹痛といった症状はたいしたことのないように思えますが、体力の低下している災害時には治りにくくなっています。そのまま症状が進むと、腎不全や脳浮腫による意識障害やけいれんを引き起こすこともあるので注意が必要です。

また、避難所などの人の多いところで簡易トイレを使用する場合、臭いも気になるもの。『たすけくん』

についている凝固剤なら、消臭・防菌効果のあるものなので安心です。

安すぎるポリ袋を使うと、最悪の場合、やぶける可能性もあるので、袋もできれば『汚物用』に使えるものを使いたいですよね。備えあれば患いなし。3点セットで1,000円なので、いざというときのために買っておくと心強いです。

〇食料品以外にも用意したいもの

以下、日本経済新聞に載っていた『防災の必需品リスト』をご紹介します。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK12015_S1A310C1000000/

 

 

インスタント食品、乾パン、缶詰

◇飲料水

3日分。目安は1人1日3リットル

◇医薬品

消毒液、傷薬、胃腸薬、かぜ薬、脱脂綿、ばんそうこう、包帯など

◇日用品

ちり紙、懐中電灯、ラジオ、電池、缶切り、ナイフ、マッチ、生理用品

◇衣類など

毛布、下着、セーターやジャンパー類、軍手など厚手の手袋、防災ずきん、ヘルメット

◇その他

現金、印鑑、預金通帳など。赤ちゃんのいる家ではミルク、ほ乳瓶、紙おむつ

■あると便利な品

◇食料品

アルファー化米(水だけで戻せる)

チョコレートやキャラメル(糖分補給)

調味料(塩:脱水防止、酢:疲労回復)

◇飲料

砂糖の少ない飲料(甘い飲料はのどが渇きやすくなるため)

◇医薬品など

とげ抜き、目薬など

◇日用品

ウエットティッシュ(止血、清浄など)

油性ペン(連絡、伝言など)

粘着テープ(散乱ガラス除去など)

タオル(止血、防寒など)

ビニールシート(防寒、防水など)

キッチン用ラップ(止血、防寒など)、アルミはく

ポリタンク(生活用水運搬、トイレなど)

ごみ袋(防水、荷物運搬など)

ライター(防寒、救助信号など)

スリッパ、洗面用具

使い捨てカイロ

カセットコンロ

紙コップ、紙皿

予備の眼鏡

〇さいごに

以上、防災のために備えたいものをリストアップしました。

被災地以外の方も、遠く離れた家族や友人が被災した場合に、支援品を送るときに役立てられると思います。

「なにを送ったら良いのか」迷った時には、ぜひこのリストを参考になさってください!

もちろん、自分がいつか災害に巻き込まれるときのことを想定して、準備も忘れずに!

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