無料で手に入れたダンボール、みんなは何に使ってる?

職人紹介・作品集

ご近所のスーパー、ドラッグストア、家電量販店などで、無料でもらうことができるダンボール。

ダンボールをもらって帰る方の目的は、だいたいが引越しだったり、荷物を送るためだったりでしょう。

他に使い道なんてないでしょう? とお思いかもしれませんが──実はあるのです!

 

今回は、無料で手に入れたダンボールの、ちょっぴりイレギュラーな使い道をご紹介していきましょう。

【目次】
定番から革新へ! ダンボールのオブジェ
無料でもらえるダンボールに、プロが命を吹き込んだら
アートだけじゃない! ダンボールで懐かしの遊びも
おわりに……

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【定番から革新へ! ダンボールのオブジェ】

先日、息子の高校の学園祭がありました。

クラスの出しものであるお化け屋敷の設営のためにと、息子は学校近くの家電量販店やスーパーへ、たくさんのダンボールをもらいに行ったそうです。

集まったダンボールは、通路の仕切りや看板、会場の装飾などに、おおいに活用されたらしいです。

このように、学園祭や体育祭なども、無料でもらえるダンボールが重宝される場面のひとつですよね。

私自身も中学生の頃、文化祭の美術部の展示作品として、もらってきた無料のダンボールで、全長2メートルほどのスペースシャトルのオブジェを作った思い出があります。

 

では、今日日の中学生高校生は、実際にダンボールを文化祭でどのように利用しているのでしょう。

興味を持った私は、ネットでいくつか探してみました。

 

・恒例 段ボール ガンダム 文化祭 (宮城県)

https://4travel.jp/travelogue/10494911

こちらは宮城県塩釜市の高校の文化祭で作られた、ダンボール製の某ロボットアニメキャラです。

某プラモデルマニアも納得の、精工でカッコイイ出来ばえです。

まるでテレビから飛び出してきたようです!

 

・英真学園高等学校

http://eishingakuen.ac.jp/2011/09/23/9月23日学園祭を終えて/

2011年の学園祭で、某アニメの海賊船を作ったようです。

色も塗ってあって、とてもキュートです!

 

・鹿児島県立喜界高等学校/榕樹祭(文化祭)初日の様子

http://kikai.edu.pref.kagoshima.jp/article/2015102400069/

となりの某アイツがいる~! 文句なしにかわいらしいです!

ゆるめの出来ばえの、某ロボットアニメキャラも、味わい深くてステキですね。

 

オブジェだけではなく、壁やアーチなどの作品例も見つけました。

・文化祭の域を超えてる・・・装飾名人で人気者に♪

https://emmary.weban.jp/article/20150714/

 

どれもこれも、学生さんが作ったとは思えない、会心の出来ばえですね!

キラキラ眩しい学園祭の画像を見ていた私は、あの頃に戻りたいなぁ……なんて、ちょっぴりセンチメンタルな、甘酸っぱい気持ちになってしまいました。

 

しかし! 大人も負けていませんよ!

こちらをご覧ください。

 

・【花嫁DIY】段ボールで作る!簡単かわいいイニシャルオブジェのデザインまとめ*

https://marry-xoxo.com/articles/4012

こちらは結婚式で飾るオブジェですね。

 

結婚が決まって、幸せ絶頂のカップル。

式場を決めて、ウェデングドレスや引き出物、ゲストの食事、演出など、諸々の打ち合わせを進めていくうちに、二人は理想と現実のギャップに打ちのめされます。

「私たちの希望を組み込めば組み込むほど、金額が上がっていく……! これじゃ完全に予算オーバーだよ!」

と──。

 

少しでも費用をおさえるために、花婿は絵の得意な職場の同僚に、ウェルカムボードの制作をお願いしました。

さらに花嫁は、ダンボールを無料で入手して、式場を飾るイニシャルオブジェを、自らの手で作り上げたのです。

 

こうして予算をおさえることに成功した二人は、念願の「たくさんのシャボン玉が飛び交う中、サンバ隊の先導で、新郎新婦がお神輿に乗ってド派手に登場」という希望を叶えることができました。

眩しいスポットライトを浴びる二人は、ゲストが失笑していることになど、気付くよしもありませんでしたとさ。

 

──なんていう妄想を浮かべながら作品を眺めてしまう私は、きっと初々しい新婚カップルが妬ましいのでしょう。

 

私の意地悪な妄想は置いておいて、このように文字に特化したオブジェは、作りやすいしアレンジもききそうですよね。

文化祭にも応用できそうです。

一面だけ扉にすれば、見せる収納として、自宅でも活用できるかもしれません。

よろしければ参考になさってください。

【無料でもらえるダンボールに、プロが命を吹き込んだら】

素人である学生さんや、どこぞの花嫁さんが、これほどのものを作れるのなら、プロがダンボールで何かを作ったら、どんなにすごい作品ができるのでしょう。

みなさんも気になりませんか?

プロのダンボールアーティストの方の記事を見つけてきましたので、一緒にチェックしていきましょう!

 

まずは、ダンボールアーティスト界隈では名の知られた、大野萌菜美さんのインタビュー記事と作品です。

 

・再現度高すぎな“ダンボールアート”がSNSで反響、捨てられる宿命の素材を作品に

https://www.oricon.co.jp/special/52540/

 

ここまで来ると、もはやすごいとしか言いようがありませんね。

まさにアートです!

しかしながら、無料でもらえるダンボールで製作なさっているかどうかは、微妙なところ……。

ダンボールが無地なので、もしかしたら面積が大きい部分はちゃんと新しいダンボールを使い、細かな部品は無料でもらったダンボールを駆使しているのかもしれませんね。

 

さらに調べていくと、海外にも素晴らしいダンボールアーティストがいらっしゃいることが分かりました。

台湾在住の鍾凱翔さんです!

 

・台湾のアーティストがダンボールから生み出すオブジェに息を呑む

https://irorio.jp/sophokles/20181216/509798/

 

この方は架空の生物を得意とされているようです。

浮き出た筋肉、躍動感に満ちたポーズ……。ダンボールとは思えない生々しさがあって、今にも動き出しそうですね!

 

さて、オブジェ制作を手がけるアーティスト2名をご紹介しましたが、お次はもっと身近なものをダンボールで作りだすクリエイターをご紹介しましょう。

 

その方のお名前は、島津冬樹さん。

島津さんはなんと、ダンボールをお財布に変身させてしまうのです!

テレビで紹介されたこともあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

島津さんは自ら世界各地を巡って、無料でダンボールを手に入れ、お財布に加工します。

海外のダンボールは、目新しいデザインがその国ごとの言語でプリントされていて、とてもオシャレに見えます。

もちろん、日本のダンボールを使ったお財布もあります。

「愛媛みかん」のダンボールは、みなさんもなじみ深いのではないでしょうか。

 

お財布の制作・販売のみならず、島津さんはいろいろなイベントでワークショップを開き、子供から大人にまで、ダンボール製のペンケースやお財布の作りかたを教えたりしていらっしゃいます。

こういった活動を通じて、ダンボールのリサイクル、ひいては環境問題に興味を持つ人が増えてくれるとうれしいですね。

 

島津さんの作品は、下記のホームページで紹介・販売されています。

・Carton

https://shop.carton-f.com

【アートだけじゃない! ダンボールで懐かしの遊びも】

もし私がダンボールに生まれていたら、1way使用だけで捨てられずに、ボロボロになるまで使ってもらえたら、本望かもしれない──。

そんな妙なことを考えながら、いつもの通りネットサーフィンしていると、懐かしいものを見つけました。

ダンボールのソリです。

 

30代半ば以降の方には、おなじみですよね。

ゲームやスマホという楽しい遊びがある現代と違い、ダンボールのソリは、空き缶や新聞紙、そしてダンボールなどの廃品と己の体を使って遊ぶことが多かった、昔の娯楽です。

どこからか見つけてきたダンボールを、土手やら山やらといった、草の生えた斜面の頂上に持っていき、それをお尻の下に敷いて滑り下りる……という遊びが、ダンボールのソリです。

 

経験がない方は、「そんな遊びのどこが面白いの?」と不思議に思うかもしれません。

けれど、やってみたら分かります!

──と言いたいところですが、他所様の土地で勝手に遊ぶとキツ~く怒られてしまう、ゆとりのない現代。

実際にやれない方のために、何が面白いのか想像できるよう、文章でお伝えしましょう。

 

子供の頃、誰でも一度は滑り台で遊んだことがあると思います。

滑り台は横幅が決まっているため、進路が安定していますよね。

デコボコもなく、とてもスムーズに快適に滑ることができます。

 

ダンボールのソリは、それら全てが逆なのです!

お尻の下にダンボールを敷き、背の低い雑草の生い茂った斜面を滑り下りるため、進路は予測不可能。

ちょっとしたデコボコで、簡単に進路が変わります。

途中の草陰に大きめの石なんかがあろうものなら、ダンボール越しにでもお尻が痛い! 条件次第で急ブレーキをかけられ、転倒したりします。

また、斜面の角度次第で、とんでもないスピードが出たりもします。

無事に麓まで滑れたとしても、スピードが出すぎて止まりきれず、ズザザザザ〜ッ! と土煙を上げながら、砂利道を滑走する羽目になることもあります。

 

滑り台と比べて、ダンボールのソリのほうが、はるかにスリリングであることが、お分かりいただけたでしょうか。

子供という生き物は、大人の心配などつゆ知らず、なぜかスリルのある遊びを好みますよね。

そんな子供の刺激的欲求を満たしてくれて、なおかつお金のかからない最高のアクティビティが、ダンボールのソリなのです!

 

当然、服は汚れます。すり傷や切り傷、打撲など、怪我もします。

親からしてみたら、ひんしゅくものの遊びですよね。

でも子供は、すっごく楽しいんです!

 

ダンボールのソリの作りかたは、下記のサイトを参考になさってください。

昔はダンボール板一枚で、何の装飾もなく遊んでいましたが、今はこんな風に加工して飾って遊ぶのがマストなようですよ!

 

・頭と体を使う外遊び「段ボールそり」の作り方

https://www.google.co.jp/amp/s/chiik.jp/articles/HtSD3.amp

 

やったことのない方は、試しに一度滑ってみてください。きっと面白さを分かっていただけると思います!

経験者の方も童心にかえって、またあのスリルを味わってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにダンボールのソリで遊ぶ際は、その場所が私有地ではないか、芝を育てている最中ではないか等、あらかじめご確認ください。

そして周囲の安全を確認してから、なるべく怪我をしないように滑ってくださいね。

 

おまけに、ダンボールで作れる子供向けの大型遊具のページを貼っておきます。

 

・ダンボール遊び

https://minoh-hammock.jimdo.com/子育てサークル支援/2-子育てサークルの遊びネタ/1-ダンボール遊び/

 

懐かしのキャタピラーは、運動会の障害物競走にもよく使われていました。

前が見えず、思い通りに進まないので、なかなか難しいんですよね。

 

トンネルも子供の頃、自分で作って遊んだおぼえがあります。

何度も何度もくぐっているうちに、あそこが破けここが折れ……。最後はキャタピラーにして遊び倒しました。

【おわりに……】

無料でもらったダンボールの使い道は、プロから子供まで、多様でしたね。

こんな風にとことんまで使い回してもらえたら、ダンボールも報われることでしょう。

 

みなさんもスーパーなどで、「ご自由にお使いください」と置かれているダンボールを見かけたら、持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

そのダンボールでバズりそうな作品を制作するも良し、童心にかえってボロボロになるまで遊ぶも良し。

楽しみかたは、工夫しだいで無限です!

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